Exhibitions
香港路面電車 / 松田浩一
香港路面電車
Photographer
松田浩一
Matsuda Koichi
2018.05.16(水)〜2018.05.21(月)
11:00 - 19:00 (最終日は17:00まで)*会期中無休
「ヒト・モノ・カネ」が激しく行き交う香港。その街並は、1997年に主権がイギリスから中華人民共和国へ返還された以降も、次々と大規模な都市開発が実施され、姿を変貌させています。しかしながら、香港島を東西に走る二階建路面電車「Tram」は、1904年の開業から114年経過した今も走り続けています。輸送手段としては、地下鉄やバスのほうが優れているはずなのですが、Tramが走り続けているのは、人々の移動という目的に、別の付加価値をブラスしているからです。車体をフルラッピングしたTramはまさに走る広告塔で、看板の目立つ香港の街の中でも、その存在感を際立たせています。
この作品では、Tramの東側の終点駅「Shau Kei Wan」に通い続け、車体広告とその前を行き交う人々の姿を撮影しました。