Exhibitions
Afghanistan / 西垣敬子
Afghanistan
〜22年の援助活動を振り返る
Aid worker
西垣敬子
Keiko Nishigaki
2017.03.23(木)〜2017.03.27(月)
11:00 - 19:00 (最終日は15:00まで)*会期中無休
1994年秋、一人の主婦が援助活動者になって、遠いアフガニスタンへ出掛けた。
アフガニスタンは内戦中で、難民が続出、赤ん坊にミルクはなかった。
援助の対象は女性と子ども。イスラームの国では男は家族以外の女性に近寄ることも、素顔を見ることも出来ない。
ましてや写真を撮ることなど不可能。しかし私は女であり、その上50歳を過ぎていたので女たちを自由に撮ることが出来た。
アフガ二スタンの子どもたちは目が大きい。そして人を真っ直ぐに見る。
過酷な戦争の日々を黙って受け入れ、それでも無邪気に愛らしく幼い妹や弟の世話をし、水汲みをして親を手伝う。
私はphotographerではない。活動の記録として撮ったものである。
いつも「これが最後になるかもしれない」と思いながら撮ったものである。