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生きていくマキエ / マキエマキ

  • 生きていくマキエ / Makie Maki

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生きていくマキエ
還暦・10周年記念展

Photographer

マキエマキ

Makie Maki


2026.02.25(水)〜2026.03.02(月)

12:00 - 19:00 (初日は15:00から、最終日は17:00まで) *入場料500円(記念品付き)

2016年にマキエマキとして作家活動を開始してから本年で10年目を迎えると同時に60歳を迎えます。

昭和41年生まれの私は、男たちが決める「女の価値」というものに怯え、苦しみ、怒りを心のうちに秘めながら生きてきました。
25歳で売れ残りと言われ、30歳を過ぎればオバサンと言われ、閉経を向かえれば「女じゃなくなった」と言われ、自己肯定感を削がれ続けてきたのです。
でも、いくつになろうとも私が女であることには変わりがなく、人としての価値も年齢で変わるものではありません。
「女の価値」とはいったい誰が決めるのか。日本社会のマジョリティである男性の性の客体として存在することが女の価値であるとするならば、それはあまりにも歪んだ価値観です。

私の価値は私が決める。私のエロは私が決める。

目に毒注意なアラ還女が紡ぐ「私のエロ」を叩きつける、それが私のホモソーシャルへの挑戦状です。

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本展示は大阪、福岡に巡回いたします。

大阪
2026年3月17日〜22日 ギャラリーソラリス
福岡
2026年4月17日〜19日 冷泉荘ギャラリー
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●マキエマキについて
1966年大阪生まれ。1993年より商業カメラマンとして雑誌、広告などを主体に営業。
2016年よりマキエマキ名で作家に転向する。

マキエマキの作品は、自身の女性性を前面に押し出しながら、男性のエロティックなファンタジーをユーモラスに再現するスタイルが特徴。シンディー・シャーマンやマリーナ・アブラモヴィッチに影響を受け、自身の身体を使って社会や性に対するメッセージを発信している。旧赤線エリア、鄙びた温泉、寂れた漁港といった昭和の庶民の生活臭が漂うロケーションも見どころ。

https://www.makiemaki.com