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今が在るのは / 那珂朱理

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今が在るのは

Calligrapher

那珂朱理

Akari Naka

2024.05.16(木)〜2024.05.19(日)

11:00 - 19:00 *17日(金)は休廊

ー「今」とは、過去でも未来でもない瞬間。ー
これまでたくさんの、たいせつな「今」を重ね、いまのわたしが創られ「在る」。
本展示会では、ひと作品それぞれに、現在のわたしを創ることば、ひと、瞬間を込めて
これまでのたくさんの「今」を表出した作品を展示しています。

ー書道には「正解」はない。ー
わたしは、書道はその時の自分の感情や、相手への想いを表現できるものだと考えています。
形がきれい、線がまっすぐか、という”習字”のような美しさではなく
線の揺らぎ、細さ、擦れなど、「つい出てしまった線」にこそ、その瞬間が閉じ込められる、と信じています。
ぜひみなさまも、書道作品の全体だけでなく、細部に宿る繊細な線質にも着眼し、
「こんな想いだったのかな?」と自由に想像しながら、ゆっくり楽しんでいただけると嬉しいです。

<プロフィール>
那珂 朱理(書道家 – Calligrapher)。東京都出身、会社員として都内に勤めながら、書道家として活動。師匠 阿部朱昴に師事し、国際および国内展覧会に出展、受賞。
書道の魅力を研究の観点からも捉えるべく、大学院にて脳神経科学とスポーツ心理学を掛け合わせながら「トップアスリートの書道実践が競技⽣活へもたらす影響」をテーマに研究。題字、命名書、名刺、ブランドロゴ作成にも携わらせていただいております。
【経歴】國際書画連盟 國際書画芸術展に選抜。韓国 釜山にて作品展示(2022〜2023年にて2年連続出展)
    國際書画連盟 國際書画展(第43、44、45回にて3年連続受賞)
【研究業績】森泰吉郎記念研究振興基⾦助成研究
        「トップアスリートの書道実践が競技⽣活へもたらす影響」
      第29回日本運動生理学会大会にて学会発表
        「自筆文字の観察による競技特異的な運動皮質興奮性の変化」
      慶應SFC学会 第18回 学術交流大会 奨励賞
        「書道によってこころを整えるメンタルトレーニングの開発」