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続昭和100年のロマンチック 愛はファンタジー / マキエマキ

  • 続昭和100年のロマンチック 愛はファンタジー / Makie Maki

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続昭和100年のロマンチック 愛はファンタジー

Photographer

マキエマキ

Makie Maki


2025.09.17(水)〜2025.09.22(月)

11:00 - 19:00 (初日は15:00から、最終日は17:00まで) *会期中無休

昭和の場末感とエロスをテーマにセルフポートレートを撮影するマキエマキの、昭和100年記念展示第2段。
 昭和40年代〜50年代に量産された流行歌の歌詞はロマンチックなホモソメルヘンだらけ。歌の中の女性は耐えて偲んで「あなた」に純潔を捧げ、裏切られても泣くことしかできず、性的に奔放に振る舞いながらも決定権は男性が握っている。
そんな時代の歌謡曲の「男性に都合の良い女らしさ」への皮肉を込めて撮影したセルフポートレートをもとに制作した空想昭和歌謡レコードジャケットをメインに、写真、昭和歌謡風のオリジナルポエムを展示する。
作家は全日終日在廊予定。

●入場料500円(記念品付き)

【マキエマキについて】
1966年大阪生まれ。1993年より商業カメラマンとして雑誌、広告などを主体に営業。
2016年よりマキエマキ名で作家に転向する。

マキエマキの作品は、自身の女性性を前面に押し出しながら、男性のエロティックなファンタジーをユーモラスに再現するスタイルが特徴。シンディー・シャーマンやマリーナ・アブラモヴィッチに影響を受け、自身の身体を使って社会や性に対するメッセージを発信している。旧赤線エリア、鄙びた温泉、寂れた漁港といった昭和の庶民の生活臭が漂うロケーションも見どころ。